中日新聞、信濃毎日新聞、南信州新聞、信州日報などのマスコミの取材を受けて、
長野なみあいキャンプの活動が新聞で紹介されました。



 

 

■ 新聞記事:南信州新聞2014年7月24日

木で持続可能な社会を なみあい国際キャンプ 地元児童に研究発表

阿智村浪合で開催中の「長野なみあいインターナショナルキャンプ」に参加する日系の小中学生21名が22日、浪合小学校を訪れ、同校の全児童39人を前にキャンプ中に行なった研究学習や パーフォーマンスの発表を行なった。 同キャンプは東京都のNPO法人MLCJapanが事務局となって開催しており、浪合での受け入れは10年目。フランスや米国、スロベニアなど外国在住や東京のインターナショナルスクールに通う日系の子どもたちが訪れ、1日から28日までの期間、なみあい遊楽館に滞在し、地元小中学校への通学体験(7〜11日)や日本語学習、自然体験などを続けてきた。 発表では「家・木の文化と持続可能な社会」をテーマに、森林の役割や自分のもう一方の母国の状況を交えてそれぞれが調べた成果を浪合小の児童へ説明した。 このうち、日部瑠偉君(小6)と雨森ルカ君(小3)は「木は切られても生きている&木の循環」と題して、木のさまざまな役割や間伐の大切さを伝えた。 続いて木で自作した楽器「カホン」の伴奏とともに「上を向いて歩こう」の歌とパーフォーマンスを披露した。発表を聞いた浪合小6年の手塚量太君(11)は「木の話はすごく分かりやすかった。確かにこうやれば環境がよくなる」と感心していた。 キャンプの子供たちは26日の阿智の夏祭りへも参加する予定だ。



新聞記事1:南信州新聞 2013年7月12日


新聞記事1.南信州新聞? 2013年7月12日 地元の子と楽しく交流   
阿智村の小中2校 日系子女14人が体験入学
阿智村浪合で開催中の「長野なみあい国際キャンプ」に参加している日系の小中学生14人が12日まで、地元の阿智中学校と浪合小学校に体験入学し、地元の子供たちと楽しく交流している。 今夏は米国とカナダ、英国、カンボジア在住の10人と、東京のインターナショナルスクールに通う4人が来村。 短期滞在施設「なみあい遊楽館」を生活拠点に自然豊かな浪合で日本の言葉と伝統的な暮らし、文化などを学んでいる。 地元小中学校への体験入学は、8日から12日までの5日間。日本の学習内容に触れながら、児童・生徒との会話を楽しんでいる。 阿智中の2年1組には、米国ニュージャージー州プリンストン在住の尚美カーン(日本名は小野尚美)さんが加わり、英語の授業では教師の依頼で音読の手本を示すなどして、クラスに溶け込んでいる。 尚美さんは父親がドイツ人、母親が日本人で、両親は共に大学の教育者。本人は英語とドイツ語、日本語が話せる‘‘トライリンガル‘‘に育った。ドイツ語は昨年1年間のドイツ生活で、日本語力は1回通っている地元の語学補習校で高めたという。 ALT(外国語指導助手)とともに流暢な英語で教科書を音読し、拍手を浴びた尚美さんは「特に社会科の内容が違うので授業が楽しい。クラスの人たちは優しく、分からないことがあると手伝ってくれる」と笑顔で話した。 2年1組の肥後亜友夢君は「生まれた国が違う人と一緒に勉強する機会は貴重。外国語に触れられていい」、園原昇太君は「向こうのことも分かって楽しい。英語の発音は見習いたい」と話していた。

新聞記事2:南信州新聞 2013年7月24日

新聞記事2.南信州新聞 2013年7月24日 研究を地元児童に発表  国際キャンプの日系子女 日本語のトレーニングを受けながら日本の自然、文化に親しむ「国際キャンプ」(1〜28日)で阿智村浪合に滞在している日系の小中学生15人が22日、「竹の多様性・持続可能な社会」をテーマにした研究の成果を浪合小学校の児童に発表した。 ともに父親がフランス人の日本人の寺尾るか君(小6)と日部瑠偉君(小5)は「竹の不思議」と題して、竹製品の歴史と世界の事例、プラスチック製品に押されている現状、竹製品を普及させるために必要な工夫などをクイズ形式で説明した。 発表を聞いた浪合小学校の児童たちはそろって「すごい」と驚きの声をあげ、「とてもよく調べてある」と感心しきりだった。 15人は竹で作ったさまざまな楽器でリズムをとりながら、英国のロックバンド「クイーン」の曲も歌い、「プールが楽しかった」「みんなで給食を食べたことが印象に残った」と、浪合小との交流を振り返っていた。 国際交流キャンプの参加者は27日の阿智夏祭りも楽しみ、28日にそれぞれの国や親元に帰っていく。  

新聞記事3:南信州新聞 2013年7月24日
新聞記事3.南信州新聞 2013年7月24日 「原発は恐ろしいもの」  いわきの女児が浪合で語る 東日本大震災で被災し、日系子女たちの招きで国際交流キャンプに参加した小学5年生の小野瑚悠さん(11)=福島県いわき市出身=は、震災・原発事故体験を浪合小の全校児童43名に語った。 小野さんは「みんなに伝えたいこと」と題した作文の中で、不安とたたかいながら避難した3・11の記憶や、一緒に非難して喜んだのも束の間、父と離れて東京で暮らすことになった経緯に触れ、「まさかこんなことになるとは思わなかった」と振り返った。 締めくくりには「原発ほど危険で恐ろしいものはないと思っている。このことを未来の人たち、子どもたちに語り継いでいきたい」としっかりとした口調で話した。 小野さんが震災体験を人前で語るのは、この日が3.4回目。浪合小の男子児童は「逃げても原発のせいで家族が離れ離れになったりで、とてもかわいそうだと思う」と話していた。
   


新聞記事1:信濃毎日新聞 2012年7月24日

海外の子ら 浪合小児童を前に発表  子どもたちの国際交流などに取り組む都内のNPO法人が「長野なみあい国際キャンプ」を開いている阿智村浪合で23日、国内外からキャンプに参加している子ども12人が「あなたが世界を変える日」をテーマに発表した。会場の浪合小学校体育館には同校の全校児童44人が集まり、発表した子どもらとの交流も楽しんだ。  キャンプ(1〜28日)に参加しているのは米国やトルコ、日本などで暮らす814歳の男女。両親やどちらかの親が外国人の子どもに加え、両親が日本人で海外に生まれ育った子どももいる。913日には浪合小や阿智中学校の授業にも参加した。  この日、12人は8組に分かれ、発表内容をまとめた模造紙を体育館の壁に張り、日本語で説明。 浪合小の児童は興味を持った発表を自由に聞いて回った。  両親がフランス人で日本で生まれ、香港在住のアレクシ・サホン君(11)は「なくそう!水のムダ使い」と題して二人で発表。「シャワーの時間を短くし、(浴槽の)湯はいっぱいにしない」ことなどを訴えた。説明を聞いた浪合小3年の大黒真砂生君(8)は「分かりやすくて楽しかった」と話していた。



新聞記事2:南信州新聞 2011年7月26日

 

 

被災した友達と声合わせ  ・・(浪合) 日系子女がコンサート阿智村浪合の「なみあい遊楽館」で開催中のインターナショナルサマーキャンプに参加している日系の子どもたちが23日、東日本大震災で被災した子どもたちを応援する「ふれ愛コンサート」を浪合小学校体育館で開いた。クラッシック音楽家によるクラリネットとピアノの演奏を来場者とともに鑑賞したほか、福島県南相馬市と福島市から招いた小中学生4人、山村留学生とともに、元気や勇気がわく歌の数々を生演奏に合わせて披露し、地区内外から集まった人を感動させた。

キャンプには米国やフランス、トルコ、英国、国内から
11人が参加。今夏のテーマを被災地の子ども支援とし、福島の子どもを浪合に迎えるための募金活動など、複数の支援活動を展開している。

南相馬市から浪合のキャンプに招待された佐藤純矢君(
10)は「クラリネットとピアノはまろやかで良かった。合唱はいっぱい練習した。緊張したけど、こういう機会はないので楽しかった」と話していた。


新聞記事3:中日新聞 2010年7月28日

「楽しい思い出できた」
阿智の浪合小・中学校  日系人児童が学習発表


阿智村浪合で日本語や日本文化などの体験学習をしている日系人の子どもたちが26日、浪合小・中学校で学習成果の発表会を開いた。

浪合キャンプという国際交流行事で、小学生から中学生までの子どもたちが1日から28日まで滞在している。

日本語学学習のほか、NPOなみあい育遊会のコーディネートで間伐や川遊びなどを体験し、地元の子どもたちとも交流してきた。

この日は、同キャンプに残っている9人の子どもたちが、ミミズの生態や太陽熱利用の調理法実験など七つのテーマで発表した。オタマジャクシがカエルに成長するまでを他のメンバーと協力して描いた大山龍雲君は、浪合の子どもたちに丁寧に説明し、拍手を受けた。 
 
発表会の最後には、浪合小・中学校の子どもたちと一緒に歌を歌い、交流を深めた。アメリカ・ニュージャージー州に住む日部ノエル君(13)は「楽しい思い出ができた。たこ焼きを作って食べたのが最高」などと話していた。

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■新聞記事 4:信州日報 2009年7月26日

環境の研究成果発表
浪合・キャンプ参加の日系小中学生

阿智村浪合で今月一日から「なみあいキャンプ」を行っている米、仏など5カ国に在住する日系の小中学生16人は二十四日、交流を行っていた浪合小中学校の子どもらに、キャンプ中に研究を行ってきたエネルギー・環境に関する研究発表を行った。

キャンプは日系の子どもたちが、日本での生活を通して、日本語トレーニングや文化体験を行うことを目的に、米ニューヨークに事務所を構えるOYAMA Inc.が主催し、今年で五年目。同地区の合宿センターなみあい遊楽館に滞在しながら、豊かな自然の中でのハイキングや農作業、同校への体験通学名度を体験した。

この日の研究発表は、キャンプのメーンテーマとして取り組んできた「エネルギーと環境」にまつわり、それぞれが調査をすすめてきた研究の成果を発表。各国の子どもらは「江戸時代の明かり」や日本や自国のエネルギー事情などを紹介。なかには「あと四十年で石油資源は枯渇する。日本は最も低コストで二酸化炭素の排出量が少ない原子力発電へのシフトを考えているが、反対者が多ければうまく移行できない」「どうなるかは、あなたたち日本国民次第です」と流暢な日本語で大人顔負けの熱弁をふるう子もいた。

また、学校体験でのお礼も兼ねて全員が各国の言葉で「ありがとう」を伝えたほか、ダンスの披露も行った。エジプト在住のアブデル・ファタ・カリムくん(13)は「このキャンプは一回目。学校も面白かったし、星空もすごくきれいで浪合は楽しかった。来年も参加したい」と笑顔で話していた。
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■新聞記事5:南信州新聞 2008年7月25日

阿智村 浪合で学んだ成果発表
大豆や地産地消 日系の小中高生ら24人が


阿智村で海外在住小中高生らが地産地消に関する研究成果を披露

阿智村浪合の「なみあい遊学館」で28日まで合宿生活を送っている海外在住の小中高生ら24人が23日夜、大豆や地産地消に関する研究の成果を、浪合通年合宿センターの小中学生に披露した。24日には浪合小中学校でも成果発表会を開いた。

  日系の子どもが日本の小中学生や地域住民と交流を通して日本語力を高め、文化を体験する学習型サマーキャンプで、4年目となることしは米国、フランス、ブラジル、オーストリア、タイ在住の日系人と日本人、帰国子女、親日家のフランス人が参加。参加者は口コミで年々増え、半数がリピーターだという。
 研究は日本語トレーニングや自然体験、浪合小中学校への通学、各種行事と併行して1カ月にわたって行い、グループごとに決めたテーマを模造紙にまとめた。大豆に含まれる栄養、アジアと日本の納豆の現状、味噌と戦国武将の関係などを掘り下げた。
 パリ在住のフーバー鴻乃英クレアさん(15)とニューヨーク在住のスレドヤブまりこさん(13)は「地産地消」が始まった経緯と利点を端的にまとめたほか、学校給食に使われる地元食材や教諭や児童・生徒のコメントも紹介。「地産地消という言葉すら知らなかったけれど、とても興味を持った。米国とフランスに帰ってもなるべく地元のものを食べたい」と話していた。
 子どもたちは大豆の歌も作り、創作ダンスを交えて全員で発表。大豆を使ったオリジナルメニューも調理し、バイキング形式で味わいながら交流していた。

※「DAIZUの詩!!」歌詞はこちらから (PDF形式:60KB)

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新聞記事6:中日新聞 2007年7月24日

日系小中学生ら見事な発表
阿智・浪合キャンプの成果


  阿智村浪合で、日本文化体験などを目的に長期キャンプを行っている米や仏、ブラジル、タイ在住の日系小中学生ら12人が23日、浪合小中学校で、キャンプ中に取り組んできた武田信玄に関する研究の発表会を開いた。(須田唯仁)


信玄テーマに多彩な研究/人物像や「トイレと農業」

 浪合での長期キャンプ(7月1日から28日)は今年で3年目。子どもたちは9日から13日までは同校に通学して、一緒に授業を受けるなど交流も深めた。

 阿智村は、信玄の墓やのろし台があり、ゆかりが深く、NHKの大河ドラマも放送中であることから、子どもたちは武田信玄や風林火山をテーマに、さまざまな角度から研究をしたという。
  発表は「信玄の人物像」「戦国時代の主食や保存食」「忍者屋敷のからくり」など5つのテーマであった。
  バンコクから参加しているともに小学5年のクーゲル・レオン君(9)と小山史記君(10)は、「戦国時代のトイレと農業」の題で発表。昔は消臭のため、便器にスギの葉を敷き詰めたり、排せつ物を田畑のこやしに利用していたりしたことなどを解説した。
  子どもたちは、図書館資料やインターネットで調べたといい、どの発表も見事。信玄の人物像の発表を聞いた浪合中3年の男子は「説明もしっかりしていて、僕にはとてもできないと思いました」と感心していた。
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■新聞記事 7:信濃毎日新聞 2006年7月25日

浪合地区に「ありがとう」
米から合宿 小中学生がCM

  阿智村浪合地区で7月初めから合宿生活を送っている米国在住の日本人や日系人の小中学生計8名が、学習や地元住民との交流の成果をまとめ、浪合の良さを伝えるコマーシャル作りに取り組んでいる。25日午後6時から同地区の「なみあい遊楽館」でCMの完成披露会を計画、子どもらは「お世話になった住民への恩返しの意味も込めたので、ぜひ見てほしい」と来場を呼びかけている。

「恩返し」きょう披露

 8人は、ニューヨーク在住の教育コンサルタント大山全代さん(59)が企画した日本についての体験学習プログラムの一環で、浪合を訪れた。浪合小中学校での体験入学や、地元住民の指導による習字教室、蛇峠山へのハイキングなどを重ねており、イシカワ・グリーンスミス・エマ・ハナコさん(9)は「ここでの体験全部が楽しかった」と笑う。
  そうした体験を通じて「自然が豊富」「人が優しい」といった浪合の良さを知り、多くの人に伝えようとCM作りを決めた。子どもたちは4グループに分かれ、パソコンを使って、撮りためた写真に文字や声を重ねて各30秒の作品を制作。アニメソングに合わせて「トウモロコシは最高。夏は川が気持ちいいよ」と歌ったり、あえて英語でナレーションを付けたりと、それぞれに工夫を凝らした。
  ほぼCMを完成させた植木・シュープ・馨也・アレックス君(11)は「CM作りは、構成を考えたりするのが少し大変だった。ぜひ両親にも見せたい」。 2年目を迎えた合宿の終了が28日に迫り、大山さんは「地域の人が今年も温かく受け入れてくれて、うれしかった。子どもたちの成長ぶりが、CMを通じても感じてもらえると思います」と話している。
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