長野なみあい国際キャンプは国内外の多言語多文化環境で生活する子どもたち(3年生〜9年生)を対象に、日本の暮らしと、地域の小中学生や人々とのつながりを通して、日本語力を高め、日本文化を体験学習するサマーキャンプです
このキャンプは2020年で16年目を迎えます。毎年地元のNPO法人Green bird及びNPO法人F.O.Pの方々の協力で、天竜川をラフティングで下り、途中の川辺でグリーン作戦のゴミ収集活動をし,その後川辺で長野県が農作物被害対策として取り組んでいる信州ジビエのシカのバーベキューを楽しんでいます。また、社会福祉法人夢のつばさで、作業所の皆さんと交流し、ハガキ作りを体験しています。
世界各国から集まる仲間で、アラビア語、英語、オランダ語、韓国語、スペイン語、タイ語、中国語、ドイツ語、フランス語などが飛び交うなか、長野なみあい国際キャンプは日本語を中心とする多言語 多文化なキャンプになりました。
長野なみあい国際キャンプでは、自分自身が世界の出来事とどのようにつながり、自分には何ができるのかを考えられる思考力と探究する力が育つように支援していきたいと思います。グローバルな問題と地域のつながりに目を向け,問題意識を持ちながら、話し合い、助け合い、協力し合う一人一人の小さな行動が世界を変化させることができることを意識し、一歩踏み出せることが大切だと思います。2018年から「国連の持続可能な発展の目標(SDGs)」をテーマとして、取り組み始めました。
キャンプでは、その年のテーマについてプロジェクト型学習で、各自の学齢や興味に合わせてグループを作り探究し発表します。また、NPO法人なみあい育遊会のご協力により山村留学生や地元スポーツクラブとの交流、体験入学、間伐&間伐材での丸木橋や階段作り、フォトコンテスト、川遊び、寺での座禅・詩吟・般若心経、そば作り、テントハイク、ラフティングなどの活動をします。また、キャンプのいろいろなイベントの企画準備実施を体験しながらリーダーシップやチームワークを学びます。オープンハウスや地元の方への感謝パーティの企画(招待状、プログラム作り、会場作り、メニュー作り&料理や役割分担の指示)当日の司会進行などを実施します。また、キャンパーによる劇、音楽、ダンス、歌などの創作活動も企画実施します。
キャンパーが さまざまなキャンプ活動の様子を毎日ブログで 世界に発信していきます。
ディレクター
大山 全代
「2022年度 オンライン探求学習 参加者募集」
《 申込書はここをクリック! 》
(https://namiaicamp.com/apply.html)
《これまでのテーマ学習内容はここをクリック! 》
(https://namiaicamp.com/history-2.html)
昨年(2021年度)のオンライン・プロジェクト学習 内容
タイトル
SDG:ワクチンを通してパンデミック・COVD-19での問題を発見し、分析、探究しよう
動画(4:14)
https://youtu.be/KFJANQXAi60
プロジェクト なみあい 2020
2020年度の長野なみあい国際キャンプはコロナ状況下、残念ながら中止となりましたが、キャンプリピーターの有志から、コロナウイルスの世界的流行という歴史的な出来事の中にいるからこそ、自分たちの視点から何らかの形でメッセージを発信したいというプロポーザルを受け取り、その企画を実行することになりました。
創作ミュージックビデオ(2:28) ?
NAMIAI 2020 'Even when it’s hard'
https://youtu.be/ogkn3EORgJs
プロジェクトメンバーは、東京・香港・ワシントンDC・ボストン・マニラ・カンペラ・プリンストン・シンガポールを結び全員が集まれる時間を調整し、夏休みに週1回のペースでZoom meeting を開き、ミュージックビデオを創作することに決めました。作詞・作曲・振り付けの話し合いや練習を繰り返し、10月にビデオ編集も完了しました。メンバーはメッセージをたくさんの人に届けたいと、メンバーの手でInstagramも始めました。
メンバーによるキャンプのインスタグラム開始
Instagram:@campnamiai
https://www.instagram.com/campnamiai/